今回は、MAYAのファイル(file)機能を紹介していきます。ファイル(file)は主に、mbやmaなどの保存シーンや、FBX 、OBJなどの3Dモデルフォーマットを読み込む際や、書き出しを行う事が出来るツールです。使い方が分からず、折角の制作データがミスにより消えては困りますよね?不測の事態を招かない様にしっかりと学びましょう。
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ファイル機能とは
ファイル機能は主にシーンデータの新規作成、保存、書き出しなどを行う事が出来るツールであり、MAYA上の玄関と捉える事が出来る。
機能紹介
それでは順に機能について紹介していきます。数が多いため、よく使う機能を抜粋して解説していきます。じっくり、しっかりと学んでいきましょう。
新規シーン
現在のシーンを削除し、新しいシーンを作成します。削除する前に現在のシーンを保存するか否かプロンプトが表示されます。
シーンを開く
ストレージに保存されているシーンを開きます。
シーンを保存
現在のシーンを現在のシーン名で保存します。上書き保存が容易に出来るので誤って上書き保存しない様に気をつけましょう。
シーンを別名で保存
現在のシーンファイルを新しい名前で指定の場所に保存することができます。前述の保存よりはこちらを使用して保存する方が良いかと思います。
増分して保存
新しい、増分された名前を使用し、現在のファイルをバージョン違いとして保存することができます。既定で、増分された名前に <root>.0001.mbというフォーマットを使用します。たとえば、現在のファイルが B.mb という名前である場合、最初に増分されたファイルは B.0001.mb という名前になります。
シーンのアーカイブ
現在のファイルを関連するディペンデンシーと一緒に .zip ファイルに格納します。
プリファレンスを保存
プリファレンスを既定の場所に保存します。
シーンサイズの最適化
[シーン サイズの最適化オプション](Optimize Scene Size Options)の設定に基づいて、シーンから使用されていない無効な部分を除去して、シーンのサイズなどをクリーンアップする事が可能です。
読み込み
ストレージのシーンファイルから既存のシーンにデータをロードします。
選択項目の書き出し
FBX、OBJ、MBなど選択した3Dデータだけを書き出す際に使用します。
MotionBuilderに書き出し
MAYAからMotionBuilderにデータの書き出しを行います。Maya と MotionBuilder のバージョンが一致している場合にのみ使用できます。
Unityに送信
FBX ファイル フォーマットを使用してシーンを直接 Unity プロジェクトに書き出すことができます。
Unrealに送信
FBX ファイル フォーマットを使用してシーンを直接 Unreal プロジェクトに書き出すことができます。
ゲームエクスポータ
FBX フォーマットを使用してゲーム アセットを効率的に書き出すことができるゲーム エクスポータ(Game Exporter)を開きます。
リファレンスの作成
ファイルをシーンに読み込むことなく、オブジェクト、アニメーション、シェーダを含むシーンの内容を現在開いているシーンに読み込みます。シーンに表示される内容は、開いていない別の既存ファイルから読み込まれたり、あるいは参照されたりします。
プロジェクトウィンドウ
[プロジェクト ウィンドウ](Project Window)を開きます。プロジェクトウィンドウ(Project Window)では、新規 に プロジェクトを作成し、既存プロジェクトのファイルの場所や名前を編集できます。
プロジェクトの設定
作業する現在のプロジェクトを指定することができます。プロジェクトを指定すると、1 つのシーンや関連する複数のシーンの集まりで必要となるさまざまなファイルをすべてグループ化することができます。
最近使ったファイル
最近保存されたシーンファイルのリストを表示します。このリストのシーンファイルをクリックすると、そのファイルがロードされ、現在のシーンが閉じます。
最近使ったプロジェクト
最近開かれた、プロジェクトのリストを表示します。このリストのプロジェクトフォルダ名を選択すると、そのフォルダが現在のプロジェクトとして設定されます。
今回はMAYAにて説明しましたが、どの3Dソフトウェアにも関係しているので是非学んでみてください。
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