解像度とは、ビットマップ画像における画素の密度を表す値です。「ppi」や「dpi」という単位で表し、主に画像の繊細さを表す尺度のことを言います。解像度が高いほど高画質になり、低いほど荒っぽい低画質になります。
ここでは解像度について解説していきます。
画素について
「画素」とは、コンピューターで画像を扱うときの色情報を持つ、単位のことを指します。解像度は一定範囲内における画素の密度なので、画素数が高いほど、より繊細な画像を表現することが出来ます。
ビットマップ(ラスター)画像について
ビットマップ画像とは、コンピューターグラフィックにおける、表現形式の一つで画素(ピクセル)を用いたモノです。画像を、ドットマトリクス状のピクセルの集まりとして判別し、表色系に基づいたピクセルの色、濃度の値の配列情報として扱っています。
※ビットマップの対であるベクトル(ベクター)画像は、数字でデータを管理しており、拡大縮小を行っても画質が劣化することがない画像になります。
解像度の単位について
解像度の単位は「dpi」「ppi」で表されます。「dpi」はドット・パー・インチの略で、1インチの幅にどれだけのドットを表現できるかを指します。「ppi」はピクセル・パー・インチも略で、1インチの幅にどれだけのピクセルを表現できるかを指します。
※ドットは大小の点の集まりであり、ピクセルは階調(色情報)を持つ
解像度の種類について
2005年程まで縦横比4:3の物が主流でしたが、この頃から16:9や16:10などの、横長の比率のものが主流となっていきました。
主な解像度の種類としては
- HDの解像度:1280×720
- フルHDの解像度:1980×1080
- 4kの解像度:4096×2160
ハイビジョンでは1280×720で0.9メガピクセル(92万1600画素)の画像で、一昔前のハイビジョンテレビなどに、採用されていました。フルハイビジョンでは1980×1080で2.1メガピクセル(207万3600)の画像で、一般的なフルハイビジョンテレビなどに、採用されています。他には解像度をさらに上げた4kがあり(4096×2160)の画像で4kテレビなどに使用されます。
アスペクト比
アスペクト比とは、画像の縦横比の事を言います。3Dソフトでのよく使用する言語なのでしっかりと予習しておきましょう。
- 写真 3:2、4:3等(一眼レフカメラ、デジタルカメラ)
- 映像 16:9、 4:3 、2.35:1等(ワイドテレビ、ブラウン管、シネマスコープ)
以上になります。どの3Dソフトウェアにも関係しているので是非学んでみてください。