建築パース用語集[か]

広範な語意としては「複数のものを合成あるいは組み合わせる」という意味で、ＣＧ用語としては主に「デジタル合成」のことを指します。「デジタル・コンポジット」と呼ぶ場合もあり、「コンポジット」を職種にしている方たちを「コンポジター」「コンポジッタ...

CADはComputer-Aided Design（コンピューター支援設計）の略で、ほとんどの場合、コンピューター上で設計図などの作図を行う「CADソフト」をいいます。

パースペクティブの略で遠近法の事を指すが、建築では一般に透視図のことです。 建物の外観や室内を遠近法により立体的に描いた完成予想図を指します。5等分してVPへパースラインを引きます。このときの対角線との交点が5等分の位置になります。このや...

普通のパースとは逆のパースのことです。奥に行けば行くほど小さくなっていく奥行きが、逆に大きく見えてしまう状態のことです。

光源のまぶしさを示す量で、広がりをもつ光源の単位面積あたりの光度を表します。輝度、彩度、色相と色の三要素の１つでもあります。

斜線制限の１つで、北側に隣接する土地の日照を考慮し、建築基準法に基づいた建築物の高さの制限のことです。

立面図が円、三角形、正方形、長方形などになる立体のことです。美術教材としてよく使用されています。基礎的なデッサンのモチーフとして使われています。

カラー印刷の仕上がり見本のことです。カラーカンプともいいます。 デザインをする段階で、企画通りの仕上がりであるか確認し、クライアントの承諾を得るために使用されています。

木綿や麻の繊維で織った厚地の丈夫な粗い布、テント、画布などをさします。一般的には、絵画の基底材である画布を意味します。

光源の光を天井や壁に当て、反射光により間接的に室内を照らす照明方法です。 効率は悪いですが、照度を均一にし、雰囲気のある照明を作り出します。

３DのCGで、物体の表面に周囲のものが映り込んだ状態を表現する方法です。物体周囲の風景画像をあらかじめ用意し、それを物体表面に貼り付けることで映り込みを表現します。

日本の建築でよく見られ、瓦によって葺かれた屋根のことです。

重なり合うように曲面の形状で作られた瓦で屋根を覆うことです。 耐久性に優れていますが、吸収性が高いデメリットもあります。

アメリカの製鋼会社が開発したアルミニウム、亜鉛合金めっき鋼板のことです。防食性が高いため、建物の外壁や屋根などに使用されます。

元来はフランス語で「厚紙」を意味します。フレスコ、モザイク、壁掛けなどの制作の際に、作品と同じ大きさに描く下絵のことです。

がらり板、羽板を取り付けた戸のことです。他には、よろい戸、しころ戸ともいわれています。

プレス成型された２個の箱型のガラス片を高温加熱溶着してつくられたものです。 遮音性、断熱性、防火性に優れたものが多く、壁や床などに使用されます。

被写体に対するカメラの撮影角度やその構図のことです。

玄関や勝手口の段差部分に取り付ける化粧材のことです。主に、戸、障子などの建具の上辺の樹木のことをさします。

建物の床面積を計算する際に、壁の中心線を用いる計算方法のことです。 建築確認のときにこの数値を使い、賃貸や販売の広告でもこの数値を使用することが多いです。