建築パース用語集[た]

高い視点位置からの透視図で、ちょうどカラスが高いところから地上を見下ろすように高い視点から見下ろしたように描いた図のことです。

建物の正規の階の途中に床を設置してつくった天井の低い階のことです。１階と２階の中間の高さに設けられていることが多いです。

クマツヅラ科チーク属の落葉広葉樹で、材の性質としては木理が交錯しており、肌目は少し粗いです。堅く、磨耗耐久性もあり、腐食耐久性にも優れています。板に製材した直後はあまり綺麗ではないが、年月が経つと深みが増し落ち着いた色合いになります。

製図で物体の１つを平面で切断したと仮定し、その内部構造を表した投影図のことです。図示法の１つでもあります。

断熱性能基準に適合したドアのことです。一般的に、ドアの厚みを厚くし、内部に断熱材を充填させ、ドアの開口部を設置する場合は複層ガラスなどを使用します。

天井から垂れ下がるように床まで届かず途中までしかない壁のことです。鴨居の上の小壁などのことをさします。

横すべり方式と縦軸回転方式の複合タイプのものです。窓枠の上下に設置された溝の沿い、窓を外側にすべり出して開けるものです。

一般的に和室に使用される床敷材料の１つです。わら製の床の上に畳表を縫いつけたもので、多くの場合は畳縁をつけます。

天井に光源を埋め込んだ照明、あるいは照明器具のことです。天井面とフラットに設置できるのが特徴です。形状は、丸型、角型の二種類あります。

引き戸で、扉を開けた際に戸が収納される場所のことです。 部屋の外側からも内側からも戸を開けた状態では戸が見えず、文字通り袋状であることが多いです。

自然光を取り入れるために屋根面につけられた窓で、一般的な窓の約３倍の採光量が確保できます。 窓が開閉することで、日射量の調整ができたりします。

フォトレタッチソフトにより画像処理で、明るさ、色調、コントラストなどを直感的に補正するためのグラフのことです。

色調のことです。本来は音楽上の用語ですが、絵画では類比的に使用し、個々の色彩が明暗、濃淡の違いにより形成する階調のことです。

勾配屋根面につくられた屋根裏部屋用の採光窓で、垂直面の窓のことです。 垂直の開口部に切り妻の小屋根をつけます。

敷地と道路との境界、または堺となる線のことです。

建築で、平面での人または物の動きを線で表現し、その流れが機能的であるように設計することです。

都市、住居、部屋などの空間の中で、人が自然に動く際に通るであろうと予測される経路の軌跡を線で表現することです。 動線は短いと無駄な動きが少なく、機能性や居住性が高まります。

有限の距離にある１つの視点と、物体各点とを結びつけ、放射線により描き表した図のことです。 遠近法により、視点に近い部分ほど大きく、遠い部分ほど小さく表現され、物体を実際に見た際に描かれます。

屋根や天井などい設置した明かりを取り、また煙出しのための窓のことです。引き窓ともいいます。

建築物の設計を平面図として「伏図」のうち、特に建物の天井部分の状態を表してものになります。屋根の様子を表した屋根伏図などもあります。